「ビンテージ男爵」

2013年12月16日未分類

「ビンテージ男爵」 野菜は採れたてが美味しいというのが普通ですが、ジャガイモはそうとも限りません。 新じゃが(秋に掘った)はデンプン質が多いので、ホクホク感を楽しみたい方は良いのですが、 実はジャガイモには「越冬品」と呼ばれるものがあります。 「寝かせた芋」とか言ったりもします。

ジャガイモは越冬させると、デンプン質がショ糖に変化し、甘くなります。

しかしながら、一般冷蔵庫に入れていると、表面が乾き、ジャガイモにシワがよってきます。 でも、北海道には、「雪室冷蔵庫」という画期的な設備がございます。

この雪室冷蔵庫は、湿度が90%くらいある冷蔵庫です。 (一般的な家庭用冷蔵庫の湿度は20~25%程です。) 雪国北海道の雪をふんだんに蓄え、その蓄えた雪を利用し、冷蔵庫の中を冷やします。

そのため、水蒸気も発生し、いつまでも瑞々しい皮の状態で、果肉はあま~く保つことができます。 「ビンテージ男爵」は、雪室に寝かし続けて、丸1年以上たった男爵です。 甘味が強く、ローストや、揚げ物にすると顕著にその味が際立ちます。

「ビンテージ男爵」

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